結婚カウンセラーが教える！婚活プロフィール女性用例文

婚活プロフィールの作成に悩んでいらっしゃいませんか？

「何を書けばいいのか分からない」「自分の魅力をうまく伝えられない」「こんなことを書いて大丈夫なのかな？」そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は、婚活プロフィールには、男性から「会いたい」と思われるコツがあります。私は結婚相談所のカウンセラーとして10年以上の経験があり、3,000組以上のカップル成立に携わってきました。その経験から、効果的なプロフィールの書き方や、避けるべきポイントがはっきりと見えてきました。

たとえば、ある30代後半の女性は、「仕事も頑張っていて自立していますが、家庭も大切にしたいと思っています」というありきたりな自己PRを書いていました。しかし、具体的なエピソードを交えた魅力的な文章に書き換えたところ、1ヶ月で3倍以上の問い合わせが来るようになったのです。

この記事では、すぐに使える例文と共に、男性の心に響くプロフィールの書き方をご紹介します。これから婚活を始める方はもちろん、なかなか良い出会いがない方も、ぜひ参考にしてみてください。

1.すぐに使える！婚活プロフィールの例文と書き方

プロフィールは、あなたの魅力を相手に伝える大切な自己表現の場です。

まずは、プロフィールの基本的な構成を把握しておきましょう。

ここからは、項目ごとに具体的な例文とポイントをお伝えしていきます。

1-1.❶自己紹介文の例文と書き方のコツ

自己紹介文は、プロフィールの中で最も重要な部分です。なぜなら、ここを読んだ印象で、相手があなたに興味を持つかどうかが決まるからです。

まずは、効果的な自己紹介文の具体例をご紹介します。

この構成が特に効果的な理由は、次の3つのポイントを押さえているからです。

順番に詳しく見ていきましょう。

【仕事と趣味の具体的な内容を伝える】
第一に、仕事と趣味の具体的な内容を伝えています。「出版社の編集」「料理好き」という情報から、どんな人柄なのかイメージしやすくなります。

【性格や価値観が自然と伝わる具体例を入れる】
第二に、性格や価値観が自然と伝わる具体的なエピソードを入れています。「新しいレシピへの挑戦」「手作りお菓子を職場に」という行動から、チャレンジ精神や思いやりの心が感じられます。

【将来の家庭像について触れる】
第三に、将来の家庭像について触れています。仕事も家庭も大切にしたいという価値観が、押しつけがましくなく伝わってきます。

この3つのポイントを意識しながら、あなたらしい自己紹介文を作っていきましょう。

特に大切なのは、抽象的な表現を避け、具体的なエピソードを入れることです。「明るい性格です」と書くよりも、「友人とのお出かけや、職場での楽しい会話が何より好きです」と書く方が、相手にあなたの人柄が伝わりやすくなります。

1-2.❷仕事や普段の生活についての例文

自己紹介文に続いて重要なのが、仕事や普段の生活についての記載です。この部分では、あなたの生活の安定性や価値観を具体的に伝えることができます。

このような例文が効果的なのは、単に職種を伝えるだけでなく、仕事に対する姿勢や人との関わり方が自然と伝わってくるからです。また、「安定した生活」という価値観も、さりげなく表現されています。

特に気をつけたいのは、仕事に対するネガティブな表現です。「残業が多くて大変です」「職場の人間関係に疲れています」といった内容は、たとえ事実であっても書かないようにしましょう。代わりに、前向きに取り組んでいる姿勢や、仕事を通じて得られた学びを伝えることをお勧めします。

1-3.❸休日の過ごし方・趣味の書き方と例文

休日の過ごし方や趣味は、あなたの人柄や生活の充実度を最も印象的に伝えられる部分です。ここでは、具体的なエピソードを交えながら、活き活きとした表現を心がけましょう。

この例文の良い点は、趣味を通じて「健康的」「手作り好き」「創作意欲がある」といった魅力が自然と伝わってくることです。また、具体的な行動や場面が描写されているため、その人となりが想像しやすくなっています。

ここで大切なのは、ただ趣味を羅列するのではなく、その趣味を通じてどんな充実感や喜びを感じているのかを伝えることです。

「映画鑑賞が好きです」という一言で終わるのではなく、「特に心温まる人間ドラマを観るのが好きで、感動的な場面に出会うと、その余韻に浸りながら帰り道を歩くのが密かな楽しみです」というように、あなたらしい感性や価値観が伝わる表現を心がけましょう。

1-4.❹結婚後の理想や家族観を伝える例文

結婚後の理想や家族観は、お相手との価値観の一致を確認できる大切な項目です。ここでは、具体的なイメージを伝えながらも、押しつけがましくならない表現を心がけましょう。

このような例文が効果的なのは、日常生活の具体的な場面をイメージしやすい形で表現しているからです。「幸せな家庭を築きたい」という抽象的な表現ではなく、「一緒に料理を作る」「公園で遊ぶ」といった具体的な行動を描写することで、相手もその情景を想像しやすくなります。

また、「毎日手作り料理を作ります」「専業主婦として家庭を守ります」といった一方的な宣言は避け、「お互いの」「一緒に」という言葉を使って、パートナーとの協力関係を重視する姿勢を示すことが大切です。

1-5.❺締めの挨拶文の例

最後の締めの挨拶は、全体の印象を決める大切な要素です。ここでは、誠実さと前向きな姿勢を伝えることを意識しましょう。

この締めの挨拶が効果的なのは、謙虚さと誠実さ、そして前向きな姿勢がバランスよく表現されているからです。「完璧な人を求めているわけではありません」「一緒に成長していけたら」といった表現は、相手に対する寛容さと、関係性を大切にしたいという思いが伝わってきます。

ただし、「お話だけでも」「気軽に」といった表現は避けましょう。結婚を前提とした出会いを求めているという本気度が伝わりにくくなってしまいます。代わりに、「真剣に」「誠実に」という言葉を使いながら、前向きな姿勢を示すことをお勧めします。

2.魅力的なプロフィールを作るための3つのポイント

具体的な例文を参考にしながら、あなたなりのプロフィール作成を始めてみましょう。

ここからは、より魅力的なプロフィールにするための実践的なポイントをお伝えします。結婚相談所で3,000組以上のカップル成立に携わってきた経験から、特に重要だと感じる3つのポイントです。

これらのポイントについて、順番に詳しく解説していきます。

2-1.自分らしさを活かした表現方法

よくある失敗として、「理想的だと思う内容」を書こうとするあまり、本来の自分らしさが失われてしまうケースがあります。たとえば、実際は映画鑑賞が趣味なのに、「料理が得意です」と書いてしまうようなことです。

自分らしさを活かすコツは、あなたの日常生活の中で「楽しい」と感じることや、「大切にしている」と思うことを素直に表現することです。

例えば、映画鑑賞が趣味なら、「休日は映画を見るのが楽しみで、特に人間ドラマを通じて様々な生き方や価値観に触れることで、自分自身も成長できる気がしています」というように、その趣味を通じてどんな価値観や感性を持っているかを伝えましょう。

2-2.具体的なエピソードの効果的な使い方

「明るい性格です」「思いやりがあります」といった抽象的な表現は、印象に残りにくいものです。そのため、具体的なエピソードを交えて表現することが大切です。

たとえば、

というように、普段の行動や出来事を通じて、あなたの人柄が自然と伝わるような書き方を心がけましょう。

日常のエピソードは、その人の性格や価値観を最も効果的に伝えることができます。特に「なぜそうしたのか」「どう感じたのか」という内面の動きを添えることで、より印象的な表現になります。

2-3.読みやすい文章構成の作り方

どんなに魅力的な内容でも、読みにくい文章では相手に伝わりません。そのため、読みやすい文章構成を意識することが大切です。

まず、一つの文章は短めにまとめましょう。長い文章は読みづらく、内容も伝わりにくくなります。

というように、一つの話題を2～3文で簡潔にまとめると読みやすくなります。

また、段落の変わり目では、話題の切り替えを意識します。「仕事について」「休日の過ごし方」「将来の夢」など、内容ごとにまとまりを作ることで、読み手は情報を整理しながら読み進めることができます。

最後に、全体の文字数にも気を配りましょう。長すぎる文章は、かえって読み手の負担になってしまいます。それぞれの項目で伝えたい内容を絞り、適度な長さを心がけることが大切です。

3.プロフィールでやってはいけない5つのNG例

魅力的なプロフィールの作り方をご紹介してきましたが、ここからは特に注意したい5つのNG例をご紹介します。

これらは、良かれと思って書いているのに、実は逆効果になってしまうものばかりです。順番に詳しく見ていきましょう。

3-1.男性が敬遠してしまう表現

男性が最も敬遠する表現の代表例は、「高望みだとは思いますが、年収1,000万円以上の方を希望します」というような、条件をストレートに書く文章です。

たとえあなたがそのような希望を持っていたとしても、プロフィールに明記することは避けましょう。なぜなら、たとえその条件に該当する男性でも、「この人は経済条件しか見ていないのでは」と警戒心を抱いてしまうからです。

また、「私にはこんな欠点があります」「〇〇が苦手です」といった、自分の短所を強調する表現も要注意です。謙虚さをアピールするつもりでも、読み手に不安を与えてしまう可能性があります。

3-2.信頼を損なう書き方

プロフィールで最も避けたいのが、信頼を損なう表現です。特に「バツイチですが、相手が悪かったんです」といった、前の結婚に関する恨み節は絶対に書かないようにしましょう。

これは、前の結婚生活を反省する姿勢に欠けているように見えるだけでなく、トラブルが起きたときに相手を責めてしまう傾向がある人だと誤解されてしまいます。たとえ事実であっても、このような内容はプロフィールには書かないことが賢明です。

また、「子どもはいらないと考えています」「親との同居は絶対に嫌です」といった、強い否定表現も避けるべきです。

このような断定的な表現は、柔軟性に欠ける印象を与えてしまいます。代わりに、「まずはお二人の関係を大切に育んでいければ」「お互いの家族を理解し合える関係が理想です」といった、前向きな表現を心がけましょう。

3-3.マッチング率を下げる要注意ポイント

プロフィールには、一見問題ないように見えて、実はマッチング率を大きく下げてしまう表現があります。代表的なのが、「普通の」「なんとなく」「できれば」といった、あいまいな言葉の使用です。

例えば、「普通の幸せな家庭が築ければいいなと思います」という表現。これは控えめで謙虚な印象を与えようとしているのかもしれませんが、実は「結婚に対する意欲が感じられない」「はっきりとした意思を持っていない人なのかも」という印象を与えてしまいます。

また、「お友達から始められたら」「まずは食事でも」といった、結婚を前提としない表現も要注意です。結婚相談所では、真剣な出会いを求める方が多いため、このような表現は却って相手の気持ちを冷めさせてしまう可能性があります。

3-4.よくある失敗例と対処法

実際の相談現場でよく見かける失敗例とその対処法をご紹介します。「バリバリ仕事をしていますが、結婚後は専業主婦になりたいです」というように、現在の生活と将来の希望が極端に異なる表現は、相手に戸惑いを与えてしまいます。

このような場合は、「仕事で培った経験を活かしながら、家庭も大切にしていきたいです」というように、現在の自分と将来の希望を自然につなげる表現を心がけましょう。

また、「料理は全くできませんが、結婚したら頑張って覚えます」という表現も要注意です。これは「今の自分に向上心がない」という印象を与えかねません。

代わりに、「料理は修行中ですが、休日には新しいレシピに挑戦しています」というように、現在進行形で努力している姿勢を示すことをお勧めします。

3-5.プロフィール改善のチェックリスト

プロフィールを書き終えたら、以下の観点で最終チェックをしましょう。

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

【誠実さが伝わる表現になっているか】
「充実した生活を送りたい」というような抽象的な表現は、「休日は趣味の写真撮影や友人とのお出かけを楽しみながら、お互いの時間も大切にできる関係を築きたい」というように、より具体的な表現に書き換えましょう。

【相手への一方的な要求になっていないか】
「〇〇な方を希望」という表現が多く並んでいないかを確認し、必要に応じて「お互いに」「一緒に」という視点を加えていきましょう。

【全体的なトーンは一貫しているか】
明るい表現と暗い表現が混在していないか、希望する関係性に矛盾がないかを確認します。

【具体的なエピソードは入っているか】
性格や価値観を説明する際に、具体的な経験や行動を交えて表現できているか確認しましょう。

【ターゲット層を意識した内容になっているか】
理想の相手像に合わせた価値観や生活スタイルが適切に表現できているか見直します。

【読みやすい文章構成になっているか】
一つの段落が長くなりすぎていないか、話題の切り替わりは自然か確認しましょう。

【誤字脱字はないか】
できれば時間を置いて、もう一度全体を読み直すことをお勧めします。小さなミスでも、相手の印象に影響を与える可能性があります。

このようなポイントを一つずつ丁寧にチェックしていくことをお勧めします。

以下のチェックシートを活用して、あなたのプロフィールを見直しておくと良いでしょう。

一度書いたプロフィールでも、このチェックシートを使って定期的に見直すことで、より魅力的な内容に改善することができます。

プロフィールは、あなたの代わりに24時間あなたの魅力を発信し続ける大切なツールです。ぜひ、時間をかけて丁寧に作り上げていきましょう。

4.理想の相手と出会うためのプロフィール戦略

ここまで、効果的なプロフィールの書き方や注意点をご紹介してきました。最後に、理想の相手との出会いを実現するための具体的な戦略をお伝えします。国民生活センターの調査によると、近年の30～34歳の未婚率は、男性47.1％、女性32.0％まで上昇しています。このような時代だからこそ、戦略的なプロフィール作成が重要になってきているのです。

4-1.ターゲットを意識した内容作り

プロフィールは、ただ自分のことを書けばいいというものではありません。どのような相手に出会いたいのかを意識することで、より効果的な内容になります。

たとえば、家庭的な方との出会いを望むなら、「休日は料理を作ったり、部屋の模様替えをしたり、温かな空間作りを心がけています」というように、家庭を大切にする自分の価値観を具体的に示しましょう。

一方、仕事を理解してくれる方との出会いを望むなら、「責任ある仕事を任されていますが、効率的に働くことで、プライベートの時間も大切にしています」というように、仕事と生活のバランスを意識している姿勢を伝えましょう。

4-2.自分の魅力を最大限に引き出す方法

自分の魅力を伝えるコツは、「独自性」と「具体性」のバランスです。結婚相談所での経験上、このバランスが取れているプロフィールは、問い合わせ率が3倍以上高くなる傾向があります。

例えば、

という表現は、趣味を通じてその人の感性や物事への向き合い方が伝わってきます。

また、

というように、具体的なエピソードを通じて価値観や人柄を表現すると、より印象に残りやすくなります。

実際に、私が担当した30代後半の女性のケースをご紹介しましょう。

この方は、半年間の活動で2件のお見合いしか実現できていませんでした。そこで、具体的なエピソードを加え、個性が伝わる表現に改善しました。

この改善により、1ヶ月で5件のお見合いが実現し、3ヶ月後には理想の方との成婚が決まりました。彼女のパートナーは後日、「仕事と趣味の両方で充実した生活を送っている様子が印象的で、ぜひ会ってみたいと思った」と話してくれました。

このように、抽象的な表現を具体的なエピソードに変えることで、あなたの魅力はより確実に相手に伝わります。

4-3.成婚につながるプロフィール作成のコツ

プロフィールは、出会いのきっかけを作るだけでなく、成婚までの道筋を作る重要なツールです。私が3,000組以上のカップル成立に携わってきた経験から、特に効果的だったプロフィール作成のコツをお伝えします。

成婚につながるプロフィールの特徴は、「現在の自分」と「将来の理想」が自然なストーリーでつながっていることです。

例えば、

というように、現在の経験が将来の理想にどうつながっていくのかを具体的に示すことで、相手は安心感を持ってあなたの将来像を理解することができます。

また、「一緒に成長していける関係性」を意識した表現も大切です。「完璧な相手を求めています」ではなく、「お互いを理解し、支え合いながら、より良い関係を築いていければ」というように、二人で作り上げていく姿勢を示すことで、より多くの方から共感を得られやすくなります。

まとめ

プロフィール作成は、婚活における最初の重要なステップです。この記事でご紹介した例文やポイントを参考に、あなたらしさを大切にしながら、魅力的なプロフィールを作成してみてください。

特に大切なのは、以下の3つのポイントです。第一に、具体的なエピソードを通じて自分らしさを表現すること。第二に、相手の立場に立って読みやすい文章を心がけること。第三に、将来の理想を前向きに、かつ現実的に描くことです。

また、一度書いたプロフィールでも、定期的に見直し、更新することをお勧めします。私の経験上、3ヶ月に一度程度の更新で、出会いのチャンスは大きく広がります。

最後に、プロフィール作成に悩んだときは、経験豊富なカウンセラーに相談することをお勧めします。婚活のプロフェッショナルとして、あなたの魅力を最大限に引き出すサポートをさせていただきます。

この記事が、あなたの素敵な出会いへの第一歩となることを願っています。